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知人,親戚間等人的関係による恩恵的な土地の取引がされたときは,取引事例比較法の取引事例を「事情補正」する際に,減額すべき特殊な事情があったといえる。

誤り

取引事例比較法とは,多数の取引事例を収集,選択して,その取引価格を求め,それについて事情補正や時点修正を行う,鑑定評価の方式をいう。ここでいう事情補正とは,取引事例が特殊な事情を含むため,その取引価格に影響を及ぼしているときに,適正に補正することをいう。補正の仕方は,

  1. 減額すべき場合(減額補正)
  2. 増額すべき場合(増額補正)
  3. 減額又は増額すべき場合(減額又は増額補正)

の,3種類がある。ところで,本肢のように「知人,親戚間等人的関係による恩恵的な土地の取引がされたとき」は,上記の3.に当たる。なぜなら,例えば「知人だから高く買ってやった」のなら,本来より高値で取引されているので,その取引事例は減額補正しないと,適正な価格を求めることができないし,逆に,「知人だから安く売ってやった」のなら,本来より安値で取引されているので,その取引事例は増額補正しないと,適正な価格を求めることができないからだ。本肢は上記の1.に当たる(減額すべき特殊な事情があった)と書いてあるので,誤り。


◆ この問題を理解するためのテキストへのリンク⇒正常価格を求めるための手段

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