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AはBの代理人として,B所有の甲土地をCに売り渡す売買契約をCと締結した。しかし,Aは甲土地を売り渡す代理権は有していなかった。BがCに対し,Aは甲土地の売却に関する代理人であると表示していた場合,Aに甲土地を売り渡す具体的な代理権はないことをCが過失により知らなかったときは,BC間の本件売買契約は有効となる。

誤り

Aは,甲土地を売り渡す代理権を有していなかったので無権代理人だ。無権代理人が行った契約は原則として無効だが,表見代理が成立すれば例外的に有効になる。しかし本肢では,表見代理は成立せず,BC間の本件売買契約は無効だ。本人Bが相手方Cに対して,Aは甲土地の売却に関する代理人であると「表示して」いるので,「代理権授与の表示による表見代理」が考えられないでもないが,その表見代理が成立するには,相手方Cが善意・無過失でなければならない。でも本肢のCは,Aに甲土地を売り渡す具体的な代理権はないことを「過失により知らなかった」のだから有過失であり,表見代理は成立しないのだ。


◆ この問題を理解するためのテキストへのリンク⇒代理が成立するには

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