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隣地の竹木の根が境界線を越えて侵入している場合は,これを竹木の所有者に切り取るように請求することができるが,自分で切り取ることはできない。

誤り

隣りの竹や木の根っこが境界線を越えて侵入している場合は,自分で切り取れる。民法は根っこの侵入は、よほど我慢できないことと考え,自分で切り取れると決めた。現代人の常識に反する結論だが、民法ができた明治時代の常識には合っていた。昔は農業社会だったから、隣りの根っこの侵入イコール自分の土地の肥料を奪い取る、と考えられた。自分がまいた肥料を吸いながら隣りの根っこが育つのでは農業が成り立たない。だから緊急性を要するので自分で切り取れるとなった。なお、隣りの竹や木の「枝」が境界線を越えて侵入している場合は,自分で切り取れないことと区別しておこう。「枝」が境界線を越えても、せいぜい日当たりが悪くなるくらいで、それは我慢できる範囲だから,隣人に切り取るよう請求できるだけとなる。


◆ この問題を理解するためのテキストへのリンク⇒相隣関係についての民法の定め

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