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Aは建物をBに賃貸した。AB間で約束された賃料は月8万円だったが,Bは,その建物をCに月10万円で転貸し,転貸につきAの承諾も得た。この場合,Aが直接Cに8万円を支払うよう請求したときは,Cはこれを拒めない。

正しい

適法な(賃貸人の承諾による)転貸があった場合、転借人(C)は賃貸人(A)に対して直接義務を負うので、Aが請求した場合、CはAに家賃を支払わなければならない。この場合、Aが請求できるのは8万円までだ。したがって、「Aが直接Cに対し8万円を賃料として支払うよう請求したときは、Cはこれを拒むことはできない」。なお、Aが直接Cに対し10万円を請求したときは、Cはこれを拒むことができる。なぜなら、何人(なんぴと)といえども「自分が有する債権額以上のものを請求できない」のが民法の大原則であり、Aが有している債権額は8万円(AのBに対する債権)に過ぎず、10万円ではないからだ。


◆ この問題を理解するためのテキストへのリンク⇒賃借権の譲渡・賃借物の転貸

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